エクイターフとは 競馬の用語辞典

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エクイターフ

英語で「equine turf」で「馬の為の芝生」という意味。
競馬場で使用される天然芝の種類のひとつ。

芝コースは競馬開催が進むごとに内側から荒れていき、
時に路盤がむき出しになり馬の脚に負担がかかる馬場になっていく。

これを避けるために、競走馬の安全を確保する事を目的として
1999年からエクイターフの研究が行われ2008年に福島競馬場で初採用。
2015年現在では札幌、函館競馬場を除く、ほとんどの競馬場で採用されている。
(※上記2つの競馬場は気候の問題からエクイターフの生育が難しい)

従来の品種より根が深く、芝生が密でちぎれにくく
クッション性に優れ、成長も速い。

これによって開催が進んでも内側の馬場が
さほど荒れなくなってきている。

実際、エクイターフが採用されてから馬場の高速化が起こった。
東京競馬場で採用されると

2010年のNHKマイルカップではダノンシャンティが1.31.4というコースレコードを樹立。

2011年の天皇賞秋ではトーセンジョーダンが従来のレコードを1.1も縮める1.56.1という驚異的なタイムで勝利。

しかし、それによる弊害も起き始め、
美浦の競馬関係者からは
「高速馬場によって逆に馬に負担をかけている」
という声が上がった。

ならば、とエアレーション・シャッタリングという
馬場を柔らかくし、走破時計を遅くする事で安全性を高める作業を行うようになった。

この写真は私が2015年の中山競馬場開催終了時のコース開放時に
撮影したもの。(ドゥラメンテが勝利した皐月賞後。)

さすがにゴール前の内側は所々、芝が根こそぎ剥げて、路盤がむき出しに。
しかし、それ以外は芝のクッション性は保たれている。
むしろ歩いてみると「こんなにフカフカなの?」という感想を持つくらい。

今後も馬場の保全状態が良くなり、
開催が進んでも、内枠が有利になる事が想定される。

関連用語
オーバーシード
エアレーション・シャッタリング